レコードプレス用データの準備について
Qratesでレコードをプレスするには、工場のレコードプレス/印刷基準を満たすオーディオファイルとアートワークファイルが必要になります。
こちらから適切なアートワーク用のテンプレートをダウンロードしデータをご準備頂き、以下のファイルをプロジェクトダッシュボードにアップロードしてください。
- オーディオファイル
- アートワークファイル
ファイルが300MBを超える場合は、WeTransfer、DropboxなどのWebのファイル共有サービスを使用し、ファイルへのダウンロードリンクをご提供ください。
オーディオファイルはどのように準備すればいいですか?
オーディオファイルはプロジェクトダッシュボードにアップロードしてください。オーディオファイルには盤面とトラック番号を明確に表示してください。(例:A1_Example.wav、B2_Sample.wav)
オーディオの入稿条件
- 工場が推奨するビット数とサンプルレートは24ビット/96kHzです(16ビット/44.1kHzから32ビット/192kHzまでのオーディオも対応可能です)。オーディオのピーク値は-0.5~-0.1dB程度が理想的です。
- プロジェクトダッシュボードの[セットアップ]セクションにある[バイナルオーディオ]ページから、各トラックのオーディオファイルをアップロードすることができます。
- 高音質なレコードの制作にはオーディオがレコードプレス用にマスタリングされている必要があります。
マスタリングの詳細については、こちらの記事をご覧ください。
マスターオーディオへのハードリミッター(ブリックウォール、ピークリミッター)の使用は推奨しておりません。この場合、カッティングのレベルを下げる必要性が出てくる為、完成品の音量は小さくなります。
アートワークファイルはどのように準備すればいいですか?
こちらからお客様のプロジェクトに見合ったアートワークのテンプレートをダウンロードし、アートワークをご準備ください。お客様のデザインをテンプレートに当てはめ、テンプレート記載の仕様に変更します。アートワークを提出する際、テンプレートの点線は削除してください。
アートワークの入稿条件
- フルカラー印刷の場合はCMYKファイルを提出してください
- モノラル印刷用の場合はグレースケールファイルを提出してください
- すべてのファイルは、最低330dpiの解像度ピクセル/インチで作成し、提出してください(白黒の線画は800dpi以上である必要があります)
- 最大インク被覆率は320%(ディープブラック:C70%-%M70%-Y70%-K100%)です
- すべてのアートワークはアウトライン化した上で、ベクトル化してください
- アートがブリードライン(点線の外側)と一致または重なっていることを確認してください
- アートワークからICCプロファイルを取り除きます
- アートワークからOHPフィルムを取り除きます
- すべてのテンプレートの点線を削除します
- アートワークをPDF形式に変換します
レーベルのデザインに穴を開ける必要はありません。
提出したアートワークを印刷前に確認することはできますか?
可能です。印刷前の最終確認用にプレビューファイルをご提供致します。そのファイルが承認されると、本番プレスが開始されます。プレビューファイルにはテンプレート点線が含まれていますが、本番のスリーブとレーベルには印刷されません。