レコードのカッティングについて

Qratesでは2種類の加工方法でカッティングを行うことができます。

DMM加工

DMMとは、” ダイレクト・メタル・マスタリング(Direct Metal Mastering)”の略で、最先端のレコードの生産技術の一つです。

DMMは標準オプションであり、Qratesこのタイプのカッティングを推奨しています。 このプロセスでは、金属/銅板に溝を刻。 制作工程はラッカーほど複雑ではなく、これらのプレートから直接スタンパー/マトリックスを作成して、プレスに使用することができます。

DMMの特徴とは?

銅製のメタルディスクにダイヤモンド針で直接溝を刻み、このディスクからスタンパーを作ります。

従来のラッカー盤からの作成方法と比較して、ノイズの低減や収録時間の増加といったメリットがあります。

ラッカー加工

ラッカーでは溝を刻むためにラッカーフォイル(ラッカー材料の層でコーティングされたアルミニウムプレート)が使用されます。 または、お客様が所有するラッカーを工場へ送付することも可能です。 ラッカーの処理方法は制作工程において、DMMよりも複雑かつリスクが高くなります。

このタイプのカッティングは、マスター、マザー盤を作成する必要があり、その後、スタンパー/マトリックスを作成します。 複雑な工程ゆえ、ラッカーが損傷する可能性があります。 損傷し場合、スタンパーを作り直さなければならないため新しいラッカーの制作が必須です。 ラッカーの状態によってはカッティングへの使用が不可能な場合もあり、可否については予め保証することができません。使用不可と判断された場合、新しいラッカーを製造するため追加の支払いが必要になる場合あります。

ラッカーを使用してのカッティングをご希望の場合は、直接お問い合わせください。


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