カセット製作用のアートワークファイルはどのように準備すればよいですか?

カセットアートワークのガイドライン

ここからアートワーク用のテンプレートをダウンロードして下さい。デザインの調整はテンプレート内で行なって下さい。アートワークを提出する際は、テンプレートラインを取り除いて下さい。QratesのパートナーであるNational Audio Companyのガイドラインに沿ったアートワークの提出方法は下記の通りです。

Qrates が提供するテンプレートを使用し、カセットシェル、JカードまたはOカードなど仕様にあったアートワークを作成して下さい。アートワークが正しく準備されていない場合、製作期間が大幅に遅れる可能性があります。

  • アートワークにはAI、EPS、PDF、PSD、JPEG、TIFF ファイルを使用することが可能です(CS6 互換以下)。

  • アートワークをテンプレートに配置するには、Adobe Illustratorまたは Photoshopの使用が推奨されます。 Illustratorの場合、すべてのフォントをアウトライン化する必要があります。 Photoshopの場合、テキストレイヤーを選択し、「シェイプに変換」を行います。 パスに変換すると一部のテキストとレイヤー効果が失われる可能性がありますが、ドロップシャドウ、エンボス、グロー効果などのほとんどの特殊効果はカセットシェルにはうまく印刷されません。InDesignの場合、Illustrator PDFをレイヤーに配置し、その上にアートワークを配置する形で製作を行う必要があります。

  • JカードやOカードなどのインサートはレーザー印刷されます。 Jカードは両面フルカラー(CMYK)、Oカードは外側がフルカラー印刷となります。印刷後、カセット本体と共にパッケージングされます。 2,000部を超える場合、外注のオフセット印刷での印刷となる場合があります。この方法が使用された場合、製作期間がが通常よりも長くなる可能性があります。

  • 印刷時、アートワークの鮮明さ再現する為、JカードとOカードの画像解像度を細部まで表現出来る最低300ppi(600ppi推奨)に設定する必要があります。テキストレイヤーはベクター化することで最高の状態を保つことが出来ます。いずれの場合においても、アートワークのメインとなるデザインはテンプレートラインぎりぎりに配置すると裁断される可能性があるので、余裕を十分取るようにして下さい。背景色またはデザインはテンプレートの裁断線をはみ出す形で配置して下さい。

  • アートワークは不必要なレイヤーは削除するか、テンプレートラインがアートワークに接触する場合は、テンプレートの線を取り除いた上で平面化して下さい。平面化する前にテンプレートを非表示にすると、テンプレートラインがアートワークの一部になることを防ぐことができます。

  • Photoshopではテキストを画像に結合させると印刷品質が低下する場合があります。テキストの滑らかな線を維持し、フォントの欠落の問題を回避するにはテキストレイヤーで「シェイプに変換」を行い、パスに変換します。この方法を行うとテキストレイヤーの一部の効果が失われるので注意してください。JPEG、TIFFなどの平面化させたイメージを提出する際はアートワークがテンプレートと同じ解像度、またはそれ以上(Jカードとレーベルの場合、600ppi、またシェルへの直接プリントの場合、1200ppi)である必要があります。

  • 6ポイント以上のフォントサイズの使用して下さい。約0.5 ポイント(約 0.2 mm)未満の太さのテキストまたはグラフィックの線は印刷されない可能性があり、この太さよりも小さいスペースはインクの滲みにより見えなくなる可能性があります。

  • カセットに直接印刷を施す場合はグレースケールモードをご使用下さい。「線画」のみシェルに印刷可能なります。つまり、インクが乗る部分は全て白(非印刷)の背景に対し、完全に黒である必要があります。線画の最も高いクオリティを引き出す為にアートワークはベクター化されている必要があります。シェルに直接印刷を施すプレートを作成する為、線画が用いられます。

  • Photoshop用のシェルへの直接印刷用のテンプレートは 1 インチ(=2.54cm)あたり1200ピクセルとなります。グラフィックはその解像度のままに保つか、Illustratorまたは Photoshopでベクター化する必要があります。これは、特にデザインに小さな活字や細かいディテールが含まれている場合、デザインをシェルへの直接印刷用のフィルムへ転写する際に鮮明さを保つ為に必要となります。

  • 広範囲に及ぶ単色の印刷はムラが出る可能性があり、避ける必要があります。デザインにおける印刷領域のインク使用率は40%以下に制限してください。また、テンプレート端から端まで広がるはデザインは推奨されません。全面印刷が必要なアートワークについてはレーザー印刷で製作されたラベルシートを使用することが可能です。

  • 階調範囲(グレー)はドットまたはラインスクリーンに変換されます。20%より明るい色は失われ、80%より暗い色はソリッドインクに塗りつぶされる可能性があります。

  • レーベルのレーザー印刷はアートワークに様々な色が使用され、細かいディテールが含まれる場合、またはインク適用範囲が必要な50%以上の場合に推奨されます。レーベルに端から端まで背景色、またはデザインが含まれる場合は、周囲と内側の穴のラインの両方で、ブリードラインを超えて裁断線までアートワークを拡張して下さい。

  • ファイル内のテンプレートラインは提出時、非表示にするか削除して下さい。


How did we do?

Powered by HelpDocs (opens in a new tab)