Qratesにおけるマスタリングオプションについて
マスタリングについて
レコードに最適な音質を最大限引き出すには技術的な知識と経験が必要です。レコードのカッティングには非常に技術的で機械的なプロセスが含まれ、オーディオに極端なリミットがかけられている、低周波におけるフェーズの問題、ハイとローの極端に高い周波数等が針飛び、ノイズ、全体的な音量が小さくなる等の問題を引き起こす原因となる可能性があります。
レコード用オーディオのマスタリングの分野の知識が乏しいにも関わらず自身でマスタリングを行い、再生不可能なレコードが完成してしまうという最悪のシナリオも考えられます。適切にマスタリングされていなかったオーディオなどで針飛びなどが発生した場合、当社は責任を負いかねますので予めご了承ください。こういった問題を未然に防ぐ為、弊社のマスタリングサービスを是非ご検討頂ければと思います。
マスタリングのオプションを追加するにはどうすればいいですか?
プロジェクトを作成するときにQrates StudioのEXTRASでマスタリングオプションを選択できます。
マスタリングオプションを追加した場合のオーディオの提出方法
- ピークレベルが0dBFSに達しないように注意し、音源をご用意ください(-1〜-0.5dBFSが理想的ですが、それより低い場合でも問題ありません)。
- ピークリミッターや他の同様のプラグイン、およびマスターチャンネルへのディストーションやクリッピングの原因となるプラグインの使用は避けてください。
- マスタリングに最適なオーディオは24ビット、44.1Hz、WAV、またはAIFFになります(16ビット、44.1の提出も可能です)。mp3やMPEG-4などの圧縮オーディオはマスタリング用のオーディオとして使用することはできません。
- すべてのオーディオファイルを1つの圧縮フォルダ(.zipまたは.rar)にまとめてご提出下さい。 ファイル転送プロトコルに直接アップロードされたトラックはデータが破損するリスクがある為、受け付けることはできません。
- 注意:マスタリング後のオーディオの内容の変更は新しくマスタリングされたオーディオを制作する必要がある為、追加料金が発生する場合があります。
レコードサイズ別、片側あたりの推奨トラック分数:
- [12インチ]
33rpm 19:30
45rpm 14:30
- [10インチ]
33rpm 13:30
45rpm 10:00
- [7インチ]
33rpm 7:00
45rpm 5:00
推奨されている分数の10%を超えないようにしてください。
音質は33rpmより45rpmの方が良くなる傾向があります。